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ベトナム航空局はこのほど、格安航空会社ジェットスター・パシフィック(JPA)の安全確保・保守整備プロセスについて全面的な査察を実施することを決めた。同局は先月26日、かつてJPAの技師長だったバーナード・ジョン・マッキューン氏のJPAに対する告発状を受理、今月5日からJPAの機体保守整備プロセスの全面査察を実施している。査察は約10日間かけて行われる予定。 告発状によると、機体の保守整備は規定どおりに行われておらず、記録も残されていないという。具体的な例としては、マッキューン氏が翼に装備されているエンジン監視装置の故障を発見し報告したにもかかわらず、その後も修理せずにしばらくその機体が使用されていたことを挙げている。マッキューン氏は解雇されたのは、こうした安全に関わる問題を報告し問題視したためだとしている。 一方、同社のダニエラ・マシリ副社長は、JPAは常に安全を最優先しており、この告発は解雇された人間の根拠のない言いがかりだと反論している。マッキューン氏解雇の理由は労働効率に問題があったためだという。
[Tuoi tre, Thoi su, 10/11/2009]
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