印刷する | ウィンドウを閉じる |
メコンデルタ地方ハウザン省チャウタイン郡在住のチャン・ミン・チーさんという男性は5日、同郡人民委員会を相手に5600万ドン(約40万円)の損害賠償を求める訴訟を提起した。 チーさんは犬にかまれたため、8月2日にチャウタイン郡人民委員会が管理する診療所で第二生薬ワクチン社の狂犬病ワクチン(Rabivac-?)の接種を受け始めたが、6回目の接種を受けた13日に全身まひを起こし、ホーチミン市のチョーライ病院に緊急搬送された。同病院の医師は、この全身まひはワクチンの副作用によるものとの診断を下した。 チーさんは、このワクチンには副作用があるとして使用しないよう警告が出されていたにもかかわらず、自分に何の説明もなくワクチンを使用したことが全身まひの原因であるとして、診療所を管理しているチャウタイン郡人民委員会を相手にこれまでにかかった治療費用の賠償を求めている。 一方、問題の診療所の関係者らは、「現時点ではチョーライ病院や監督機関から何のコンタクトもなく対応のしようがない。たとえ今後ワクチン接種と全身まひの因果関係が認められても責任を負うべきはワクチンの生産会社だ」との見解を示している。
[2007年10月5日 Nguoi lao dong紙 電子版]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.
このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。
印刷する | ウィンドウを閉じる |