印刷する | ウィンドウを閉じる |
国立衛生疫学研究所(NIHE)のグエン・チャン・ヒエン所長はこのほど、子宮頚(けい)がん予防ワクチンの接種を試験的に今年9月から実施すると明らかにした。同研究所・保健省・非営利団体PATHが共同でワクチン接種プログラムを行う。まず北部ホアビン省で試験的に実施し、年末から活動範囲を広げていく計画。米国のメルクシャープ&ドーム(MSD)社がワクチンを無償提供する予定で、現在保健省が同ワクチンの承認登録を検討している。 このワクチンは子宮頚がんの発生原因とされるヒトパピローマウィルス(HPV)の感染予防に有効。ほとんどの人が性交渉によりこのウイルスに感染するが、自然治癒するケースがほとんどだという。しかし、HPV感染が長期化すると細胞ががん化してしまう。ベトナムでの子宮頚がん発生率は女性10万人に20人。
[2007年6月2日 Tien Phong紙 電子版]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.
このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。
印刷する | ウィンドウを閉じる |