カンボジア産「万能薬」に中毒物質が混入 [社会]

　公安省の麻薬犯罪捜査局は、このほど全国の麻薬犯罪取り締まり機関に対し、「人を救う民族薬」という名称で南部を中心に出回っているカンボジア産の薬に関する通達を出した。　それによると、検査の結果、この薬には空腹感や眠気やむくみを引き起こす成分が含まれており、長期にわたって使用すると骨粗しょう症や記憶障害を引き起こす可能性があることが分かったという。さらに、眠気を引き起こす中毒物質として政府の麻薬リストに登載されている物質も含まれていたという。　保健省はすでにこの薬の輸入・販売・使用を禁止している（※関連ニュース参照）。通達は各取り締まり機関に、この薬の取り扱い業者の摘発に注力するよう要請している。

このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。