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14日午後8時半ごろ、ホーチミン市2区検察院で同院の女性検察官レ・ミン・タムさん(35歳)が全身を刃物で刺され死亡しているのが発見された。タムさんは犯人に激しく抵抗したと見られ、現場には大量の血痕が残されていた。 捜査の結果、犯行当時現場には同院の警備員であるグエン・ヒュー・ビンという男の他に残っていた者がいなかったことが判明、さらにこの男が事件後行方をくらましていることから捜査機関がその行方を追っていた。そして15日朝、警察はニャチャンに逃亡していたビンの身柄を拘束しホーチミン市に連行した。ビンはタムさん殺害の動機について、財産目当てだったと供述しているという。 ビンの家族は父親も母親も同じ検察院で働いており、息子の犯行を知りながら逃がしていたため、犯人隠匿の容疑がかけられている。ビンの検察院への就職の際には殺されたタムさん自身が尽力しており、恩をあだで返すような今回の犯行に職場からも強い憤りの声が上がっている。タムさんは殺害された日の会議で、検察院の副院長に選出されるなど非常に優秀な仕事ぶりで周囲からの信頼も厚かった。
[2007年1月15日 Lao Dong紙 電子版]
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