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- BCGの創業者ナム氏が逮捕・起訴
- BCGの複数子会社の幹部らも起訴
- 経営陣の異動相次ぐ、CEOは2月末辞任
バンブーキャピタルグループ[BCG](Bamboo Capital Group)の元会長、グエン・ホー・ナム氏(男・47歳)が逮捕・起訴された。具体的な容疑は明らかにされていないが、BCGが1日に起訴の事実を確認した。
BCGによると、ナム容疑者は2024年4月に会長職を辞任しており、現在は同社のいかなる役職にも就いていないとのこと。
ナム容疑者はBCGの創業者であり、かつてSBS証券[SBS](SBS Securities)の会長や、サコムバンク[STB](Sacombank)の副頭取を務めた経歴を持つ。
ナム容疑者以外にも、BCGの複数の子会社で幹部が起訴されている。この中には、BCGランド[BCR](BCG Land)の取締役副会長であるフイン・ティ・キム・トゥイエン女史も含まれる。トゥイエン女史は、トラコディ建設ホールディングス[TCD](Tracodi)の取締役副会長や、BCGエネルギー(BCG Energy)の監査委員も務めている。
BCGでは最近、経営陣の異動が相次いでいる。直近ではグエン・トゥン・ラム氏が2月25日付でBCGの取締役・最高経営責任者(CEO) 兼 法的代表者の職を辞任し、同月28日にはBCRの取締役も辞任した。
BCGは2011年に設立され、60社以上の子会社を擁する多角経営グループ。主な事業分野は再生可能エネルギー、不動産、建設など。2024年の業績(未監査)は、売上高が前年比+9.0%増の4兆3720億VND(約256億円)、税引後利益は前年の4.9倍に当たる8450億VND(約49億円)の増収増益だった。