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- 有権者、祝日数増やし法整備を提案
- 国に大きな歴史的意義のある日を祝日に
- 労働傷病兵社会省、提案の検討を約束
労働傷病兵社会省は、複数の地方の有権者から祝日数を増やす形で法を整備するよう求める提案を受けたと発表した。
有権者らは、2月3日のベトナム共産党創立記念日と、5月7日のディエンビエンフー戦勝記念日を祝日に制定するよう提案している。
2月3日と5月7日は、国にとって大きな歴史的意義がある。ベトナム共産党は、民族解放・南北統一を成功に導き、国の唯一の支配政党として国家建設を率いている。一方、ディエンビエンフーの戦いは、第1次インドシナ戦争の中で最大の戦闘で、ベトナムの民族解放運動の中でも重要な勝利を収めた。この戦争が大きな転機となり、フランスはベトナム撤退を余儀なくされた。
有権者らはまた、9月2日の建国記念日の祝日の日数を現行の2日間から4日間に増やすほか、9月5日の入学式も祝日とするよう求めている。
労働傷病兵社会省は、関連機関や組織と協力して提案を検討することを約束した。
なお、ベトナムの祝日の年間日数は11日ほどで、東南アジアや世界の平均よりも5~6日少ない。
建国記念日の祝日については、2019年に国会で可決された改正労働法が2021年1月1日に施行されたことに伴い、2021年から建国記念日の祝日の日数が2日間となった。