- 中心部で落書きの不良外国人が国外退去
- NZ国籍とフランス国籍の若者2人
- 1区フォードゥックチン通りで「創作活動」
ホーチミン市1区警察は27日、塗料スプレー缶を使って路上の壁やシャッターに落書きをした外国人の若者2人に行政処分を科して落書きの消去を命じるとともに、国外退去処分とした。
行政処分を受けたのは、ニュージーランド人のT・K・M・Tさん(男性・24歳)とフランス人のE・Pさん(男性・26歳)。2人には「外国人がベトナム管轄当局の許可なく国内において、その他の活動に従事した行為」により行政処分が下された。
自称「グラフィティアーティスト」の2人は、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて知り合い、22日に一緒に飲んだ後、1区フォードゥックチン(Pho Duc Chinh)通りで「創作活動」として落書きを行った。パトロール中の警察官が2人を発見して署に連行。証拠物件として、23本のスプレー缶を押収した。
他人の資産を破壊して作った「作品」の画像は、インスタグラム(Instagram)などのSNSに投稿されていた。2人のスマートフォンからは、ベトナムだけでなく、インドネシアや韓国で活動した際の画像も多数見つかった。