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- 越米協力関係の新たな発展を示すもの
- 軍医や軍内外の医療従事者の訓練実施
- 第103軍医病院に2か所目のセンター開設へ
国防省傘下の第175軍医病院(ホーチミン市ゴーバップ区)は15日、国防省、公安省、在ホーチミン米国総領事館の代表者の立会いのもと、ベトナム初の国際外傷救急訓練センター(International Trauma Life Support Training Center=ILTS)を正式に開設した。
同センターは米国基準を満たしており、2023年2月から米国の指導者による国際外傷救急訓練コースと国際外傷救急医学指導者養成コースを開始した。
同センターの開設は、国連の平和維持能力の向上に向けた越米協力関係の新たな発展を示すものであり、両国間の包括的・戦略的パートナーシップ構築の実行に貢献することが期待される。
第175軍医病院は同センターで、国連平和維持活動に参加する軍医や軍内外の医療従事者に対する訓練・証明書授与を行うほか、指導者の養成も行う。
2024年4月現在、ITLSセンターは世界中に124か所ある。第175軍医病院は今後、第103軍医病院(軍医学院、ハノイ市)がベトナム2か所目のILTSセンターを開設できるよう支援する計画だ。