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- 手足口病が子どもの間で流行中
- 南部の感染者が全体の74.1%
- 感染者の9割は5歳未満の未就学児
保健省によると、2024年1~3月期におけるベトナム全国の手足口病(HFMD)の子ども感染者数は前年同期比2.3倍増の1万0196人に急増した。
このうち、南部地域の感染者数は約7500人で、全体の74.1%を占めた。一方、北部地域でも1300人以上、中部地域でも約1200人の感染者が確認された。
感染者の9割が5歳未満の未就学児で、これまでのところ死亡例は確認されていないという。
手足口病は、コクサッキーウイルスなどが原因となって起こるウイルス性疾患。乳児や幼児によく見られる疾患で、ベトナムでは3月~5月、8月~9月を中心に流行する。