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- デジタル技術応用で文化遺産の価値向上
- 霊獣「ゲー」のデジタルブックを作成
- RFIDチップ読み取り、デジタルブック体験
国連教育科学文化機関(ユネスコ)ベトナム事務所は18日、ハノイ市文化スポーツ局傘下の文廟・國子監文化科学活動センターとの協力による、遺産の価値を高めるためのデジタル技術応用プロジェクトについて発表した。
これは、文化面でもデジタルトランスフォーメーション(DX)を推し進め、新しいテクノロジーを使ってベトナムの文化面の価値を向上しようとする取り組み。最初のプロジェクトとして、文廟にある「ゲー(Nghe、「猊」または「狻猊」)」と呼ばれるベトナムの霊獣を、ベトナム国民および外国人に広めるためのデジタルブックが作成された。
デジタルブック作成には「ゲー」の研究者である美術学博士のチャン・ハウ・イエン・テー氏らが協力し、文廟内の「ゲー」像に搭載されているRFIDチップをスマートフォンで読み取ることで、デジタルブックを体験することができる。