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- タンタインビーチで古い船の一部発見
- 船体は長さ15m、幅約3mの規模
- 文化遺産保存管理センターが調査予定
南中部沿岸地方クアンナム省ホイアン市カムアン街区のタンタインビーチで26日、波打ち際に現れた古い船の一部が付近の住民によって発見された。船は長さ約15m、幅(最も広い部分)約3mで、船体を囲むような形で木枠が砂の中から頭を出している。
付近の住民のグエン・ドンさん(60歳)は、船の一部が見つかった場所には以前は住民の庭があったが、長年の浸食で土地が削られ、船が埋まったのだろうと推測。船は瓜の形をした木製の帆船の一種で、商人が海を移動する際に使用していた可能性があると話した。
ホイアン市人民委員会のグエン・バン・ソン主席は、専門家を現場に呼んで調査を行う考えを示した。ソン主席も、地元の商人が米や魚、生活必需品を各地で売るための移動に使われた100年余り前の船との見方を示した。
市はホイアン文化遺産保存管理センターに、船を掘り出して調査・研究するよう指示した。同センターのファム・フー・ゴック所長は連絡を受けて直ちに現場に赴いたが、波が高いため掘り出すまでに至らなかった。