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- 北部に寒波、ハノイも最低気温が一桁台
- 感染症対策で寒い日は学校も休校に
- 山間部では最低気温が4~7度
北部では連日厳しい寒さが続いており、山間部では最低気温が4~7度、首都ハノイ市でも雨が降っていないにもかかわらず、最低気温が9~11度となっている。
国立水文気象予報センターによると、寒波の影響により、トンキン湾や中部沿岸の地域では強風が吹いている。北中部地方のタインホア省とゲアン省では気温が低下し、山間部では最低気温が4~7度、その他の地区でも早朝と夜間の最低気温が8~11度の日が続いている。タインホア省とゲアン省の寒さは12月25日まで続くと見られ、一部地区では霜害による作物や家畜への被害が懸念されている。
北中部地方ハティン省から南中部沿岸地方カインホア省にかけての地域では雨も降っており、一部地区では、局地的に激しい雨が降ると予想されている。特に、南中部沿岸地方のダナン市からビントゥアン省の一部地区では、12月23日から24日にかけて、強風を伴う雷雨が発生する可能性がある。
12月22日のハノイ市の最低気温は9~11度、最高気温は16~18度。これに先立ち、同市教育訓練局は、風邪や感染症対策として、外気温が10度を下回る場合、幼稚園と小学校を休みとし、外気温が7度を下回る場合は、中学校を休みとすることを市内の教育機関に文書で通知した。