(C) hanoimoi |
- VECOMがEC教育訓練シンポ開催
- 大学の47%にEC科目あり
- EC教育の推進メカニズム不十分
ベトナム電子商取引(eコマース=EC)協会(VECOM)は5日、ECの教育訓練に関するシンポジウムを開催し、2023年版のEC教育訓練調査報告を発表した。
今回の調査報告は、8月から10月にかけて国内の大学238校を対象として実施したもの。報告によると、全国の大学の47%にECの科目があり、EC専攻の学科がある大学の数は40校となっている。
しかし、国家管理機関や教育施設、社会・職業組織、企業間の協力など、EC教育訓練を推進するためのメカニズムが十分ではないとみられている。
VECOMは大学に対し、カリキュラムの中で、◇EC関連の法律、◇デジタルマーケティング、◇オンライン決済、◇物流などに関連するモジュールを確保することの必要性を主張した。
VECOMはまた、大学に対し、EC学科のカリキュラムを公開し、それぞれのプログラムを参照した上で独自性・差異・競争上の優位性を確保し、自校のカリキュラムを改善することを提案した。