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違法薬物を韓国に持ち込んで9月に同国警察に逮捕されたベトナム人客室乗務員2人(女性)は、先般開かれた同国の一審裁判で無罪の判決を言い渡された。
これは、ベトナム公安省傘下の麻薬犯罪捜査警察局(C04)が24日に開かれた記者会見で明らかにしたもの。
この事件の詳細は明らかにされておらず、裁判が控訴審段階に入ったため、一審裁判で無罪判決を受けた2人だが、まだ帰国することはできない。
なお、韓国メディアによると、客室乗務員2人はいずれも20代で、9月にソウル市の仁川国際空港で逮捕された。2人の荷物からは、化粧品容器に入った総額3億ウォン(約3400万円)相当の液体リキッドが発見・押収された。
韓国裁判所は、2人が化粧品容器の中身が違法薬物とは知らず、騙されて運び屋として使われていたと判断し、一審裁判では無罪判決となった。なお、2人は化粧品持ち込みの謝礼として、1回120万~270万VND(約7400~1万6600円)を受け取っていたという。