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ハノイ市クオックオアイ郡警察は、手製銃を持って森でタケノコ掘りをしていた際、野生動物だと思って発砲し、男性を死亡させたとして、B・V・B容疑者(男・50歳)の身柄を拘束し取り調べを進めている。Bは遺体を発見して、恐怖からその場を逃走していた。
警察は過失致死の疑いがあると見て、関連当局と協力して捜査を進めている。これに先立つ13日早朝、森で男性が死亡しているとの通報があった。捜査の結果、遺体は同郡在住のN・T氏(61歳)のものと判明。T氏は11日昼過ぎ、手製銃を持って狩猟のため、地元のムー森(rung Mu)に入った。
T氏の姿が見えないため、家族が探しに行ったところ、午後10時半ごろ、森のバナナ園付近で頭を撃たれて死んでいるT氏を発見。遺体のそばには手製銃や未使用の弾丸が転がっていた。警察が捜査した結果、容疑者としてBが浮上し、事情聴取のため召喚された。
警察の事情聴取に対し、Bは11日午後2時ごろに手製銃を持って一人で森に入り、タケノコ掘りや狩猟をしていたと供述。午後6時ごろ、リスを撃った後、10m程前方から物音がしたため、エサを探している野生動物だと思って発砲。近づいてみると、男性が倒れていたので、怖くなって逃げだした。なお、BとT氏は血縁関係にあった。
Bによると、使用していた手製銃と銃弾は2021年に、よく知らない人物から550万VND(約3万3500円)で購入したものだという。