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内務省はこのほど、全国各省・市の人民委員会に対し、「神様の教会世界福音宣教協会」の活動に注意し、社会に悪影響を及ぼす違反行為を取り締まるよう求める文書を発出した。この教会は韓国で始まり、2001年にベトナムに伝わった。
内務省は、この教会が近年全国の多くの地域で、信仰と宗教に関する法規に違反し慣習に反する活動を行い、人々の間に不満や怒りを引き起こしているとして、各省・市人民委員会に対し、状況をしっかりと把握し、国内の「神様の教会」組織を速やかに発見し、排除するよう要請した。
宗教活動を行うグループを解散させてライセンスを取り消すこと、グループが再び結集して新たな活動拠点を作らせないこと、この教会に関するいかなる形式の活動(非政府組織・企業・駐在員事務所・店舗・クラブ・課外活動など)の登録も承認しないこと、社会秩序や安全への侵害など法律違反行為を取り締まることなどを要請した。
公安省は今年5月、巧妙な手段を伴うこの教会の活動再開に警告を発していた。マルチ商法に似たモデルで、多くの小グループに分かれて個別に活動し、社会に問題を引き起こしているという。公安省は、この教会の信者からの情報に接触した場合、警戒レベルを上げるよう注意喚起している。