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ハノイ市公安局傘下の治安捜査機関は28日、APEC証券[APS](Asia - Pacific Securities)のファム・ズイ・フン会長とグエン・ドー・ラン社長を、株価操縦容疑で逮捕した。
さらに、ラン社長の妻であるフイン・ティ・マイ・ズン女史、APSのグエン・ティ・タイン経理部長、APSのファム・ティ・ドゥック・ベト顧客サービス副部長も同じく株価操縦容疑で逮捕された。
同機関の調べによると、容疑者らはAPS株やアジア太平洋投資[API](Asia - Pacific Investment)株、IDJベトナム投資[IDJ](IDJ Viet Nam Investment)株の売買を繰り返し行う形で株価を操作し、不正な利益を得た疑い。
これらの銘柄は2021年末、短期間で数倍もの上昇を記録し、株式市場で注目を集めた。 しかし、これらの銘柄は1年後には大幅に下落した。
APS株、API株、IDJ株はいずれも直近3営業日連続でストップ安をつけ、28日終値はそれぞれ前日比▲9.4%、▲9.7%、▲9.2%の下落となった。