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ハノイ市ホアンキエム区の市民劇場(オペラハウス)が、改修工事に伴い、2024年の1年間休館となる。
改修工事は2023年から2025年にかけて行われるが、長期休館を避けるため、工事は2024年に集中して実施される見通しだ。
改修プロジェクトには、1995年から1997年まで行われたオペラハウスの改修・改装にも携わった建築士のホー・ティエウ・チ氏も参加する予定。
今回の改修工事は、主に舞台と設備に焦点を当てて行われる。前回の改修から25年が経過し、劇場のカーテンやカーペット、座席も古くなっており交換が必要な状況だ。
ハノイ市のオペラハウスは1901年~1911年の10年間をかけて建設され、当時はハノイ市の官僚や欧米人が舞台などを観劇した。その後、オペラハウスはベトナムの舞台の近代化において重要な役割を担い、2011年には国家級遺跡に認定された。