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南中部沿岸地方クアンナム省のビーチに漂着し、地元住民が持ち帰った袋詰めの白い結晶が合成薬物であることが、鑑定の結果で明らかとなった。クアンナム省警察が28日に明らかにした。
同省ヌイタイン郡タムティエン村(xa Tam Tien, huyen Nui Thanh)に住むT・Tさん(男性・61歳)はこれに先立つ16日午前、村内のビーチに荷袋が流れ着いているのを発見した。
荷袋の中には、緑色の袋が20個入っていた。外国語が書かれたパッケージは一見すると、お茶のようなパッケージで、中身は白い結晶だったので、砂糖かと思って家に持ち帰った。水に溶かして舐めてみると、苦みがあったため、薬物の可能性を疑って警察に届け出た。
荷袋のサイズは65x43cmで、表面にはタイ語らしき文字が印刷されていた。中身の緑色のビニール袋20個には、漢字で商品名らしきものがプリントされており、英語で「China Tea」と併記されていた。重さは合わせて21kgもあった。
クアンナム省警察は、刑事事件として立件し捜査を進めていく方針。ここ数日の間に、クアンナム省だけでなく、同地方ダナン市など複数の省・市の海岸で、漂着した薬物が相次いで発見されている。