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ベトナムメディア「Zing」はこのほど、ウェブサイト「World Atlas」の記事を引用して、気候変動などの影響により2030年までに水没するかもしれない世界の9都市を紹介した。この中には、ベトナムのホーチミン市も含まれる。
世界にある幾つかの都市は、◇標高が低い、◇沿岸に位置する、◇モンスーンや大雨で洪水が発生しやすいなどの理由から他の都市よりも水没しやすい環境にある。さらに、近年深刻化する気候変動の影響で海面が上昇し、温暖化による嵐の発生などで、その被害はますます酷くなっている。
「World Atlas」は、気候変動の影響により今後10年で水没する恐れがある世界の9都市をリストアップ。この中には、毎年発生する高潮や熱帯暴風雨の影響で水害に見舞われているホーチミン市も含まれている。多くの科学者がメコン川周辺の東部地区は、高潮や熱帯暴風雨の影響で人が住めなくなると予想。また、トゥーティエム地区の湿地帯も2030年までに水没する可能性が高いとしている。
この他には、◇マイアミ(米国)、◇バンコク(タイ)、◇アムステルダム(オランダ)、◇バスラ(イラク)、◇ジョージタウン(ガイアナ)、◇コルカタ(インド)、◇ニューオーリンズ(米国)、◇ヴェネツィア(イタリア)が水没の恐れがある都市として紹介されている。