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ホーチミン市ビンタイン区にあるグエンフウカイン(Nguyen Huu Canh)通りに繋がるグエンフウカイン立体交差橋のメインスパンの地下ケーブル切断事故について、ホーチミン市交通運輸局は関連機関・組織に対し、周辺で工事を行う請負業者への契約金の支払いを一時停止するよう求めた。
切断事故が発生した地点は立体交差橋のメインスパンの地下にあたる。この周辺ではグエンフウカイン通り改修プロジェクトの一部となる排水システム工事が行われている。
同プロジェクトの投資主はホーチミン市人民委員会傘下の交通工事建設投資プロジェクト管理委員会。工事を請け負っているのは、国防省第319総公社(319 Corporation Ministry of National Defense)とドンソンインフラ投資(Dong Son Infrastructure Investment)の共同企業体、工事コンサルティング・監理を担当しているのはサイゴン建設検定(SCQC)。
交通運輸局は投資主に対し、原因究明や責任の所在の特定などの調査結果を待つ間、請負業者や工事コンサルティング・監理会社など、同事業に参画している企業を見直し、復旧を確実にするため請負業者らに対する契約金の支払いを一時停止するよう求めた。
交通運輸局は安全を確保するため、9月29日から同橋ですべての車両の通行を禁止している。