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ホーチミン市保健局のタン・チー・トゥオン局長はこのほど、「うつ病緊急対応」の試験運用を開始したと発表した。115救急センターとホーチミン市精神病院が実務を担う。
トゥオン局長によると、家族や同僚、生活を共にしている人などが重いうつ病の症状や兆候を示す人を発見した場合、115救急センターの救急番号「115」、またはホーチミン市精神病院の患者ケア部門の番号「19001267」に電話して欲しいという。
電話を受けたスタッフは、いくつかの質問をした後で115救急隊に出動を要請。115救急隊が現場に駆け付け、患者を精神病院に搬送する。症状が落ち着いたら精神障害ケアネットワークを通じて、患者を地元に戻して外来患者ケアを行う流れを想定している。
保健局はまた、精神疾患の診断や治療、ケアにおける医療施設の能力向上プログラムを実施する。うつ病緊急対応システムのネットワークを確立し、メンタルヘルス問題に対処できる専門家を育成するとしている。