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ホーチミン市人民委員会は10日、4回目の新型コロナウイルスワクチンの接種優先対象リストに、◇教師、◇公務員、◇市直轄の公営企業で働く労働者を追加することを決定した。市内各レベル人民委員会が優先対象となる人々のリストを作成し、ワクチン配分を行う。
これに先立ちホーチミン市は5月18日、◇50歳以上、◇中~重度の免疫不全疾患を持つ18歳以上の患者、◇最前線で活動する軍人と医療従事者、◇工業団地の労働者などを対象に4回目の新型コロナウイルスワクチン接種を開始。
なお、4回目の接種を受けるには、3回目接種から4か月以上が経過、また3回目(ブースター)接種後に新型コロナに感染した人は回復から3か月が経過していなければならない。4回目接種で使用するのは、◇米ファイザー(Pfizer)製または米モデルナ(Moderna)製、◇英アストラゼネカ(AstraZeneca)製、◇3回目接種と同種類のワクチン。
ホーチミン市疾病管制センター(HCDC)によると、6月9日時点で3回目接種を受けた市人口の割合は約64%となっており、4回目接種はかなり遅れている。12~17歳の未成年者に対する1回目接種の割合は約90%、5~11歳の未成年者に対する1回目接種の割合は33%で、現在2回目接種が進められている。