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ベトナム農業農村開発省と中国農業農村部は18日、トンキン湾(ベトナム語名:北部湾)に繁殖用の魚などを放流する式典を同時に行った。
両国は2017年から4回にわたりトンキン湾への水産資源の放流をそれぞれ共同で実施してきたが、同時に実施するのは今回が初めて。
ベトナム側では、東北部地方クアンニン省ハロン市トゥアンチャウ区で式典が行われ、中国農業農村部の次官もオンラインで出席し、スピーチを行った。代表者らは式典で、ウシエビや泥ガニ、アオガニ、ハタ、バスなど経済的価値のある繁殖用の水産資源合わせて約800万匹を海に放った。
繁殖用の魚などの放流は、トンキン湾の水産資源の増殖を推進し、水産業の発展に貢献するだけでなく、両国の協力関係を強化するものと期待される。