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世界の航空会社19社が加盟する航空アライアンス「スカイチーム(Skyteam)」のメンバーであるベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)はこのほど、スカイチームが実施するプログラム「持続可能なフライトチャレンジ(The Sustainable Flight Challenge=TSFC)」に正式に参加した。ベトナム航空を含め16社が参加する。
同プログラムは最も環境に優しく最も持続可能性の高いフライトを競うもので、専門家などからなる国際審議会が14項目を評価し、優秀な航空会社を6月に発表する。最初の審査は、飛行距離5000km超の長距離フライト、1500~5000kmの中距離フライトについて実施する。
ベトナム航空は、中距離部門では5月14日のハノイ~ソウル(韓国)線のフライト、長距離部門では5月15日のホーチミン~メルボルン(オーストラリア)線のフライトでチャレンジに参加する。
ベトナム航空はこれまでに、次世代エンジンを搭載したボーイングB787型機やエアバスA350型機、同A321neo型機に機材を更新してきており、排気ガスの50%削減、燃費の16%改善、騒音の75%低減を実現している。また、2019年から機内でのポリ袋の使用を中止したことにより、年6000万枚以上のポリ袋を削減した。