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2021年末から発行開始したベトナムのワクチン接種済証明書(ワクチンパスポート)は、現在までに世界19か国に承認されている。これは、7日午後に開かれた外務省主催の定例記者会見で、ファム・トゥ・ハン報道官が明らかにしたもの。
それによると、現在、ベトナムのワクチンパスポートを承認しているのは、◇日本、◇米国、◇英国、◇オーストラリア、◇インド、◇ベラルーシ、◇カンボジア、◇フィリピン、◇パレスチナ、◇モルディブ、◇トルコ、◇エジプト、◇スリランカ、◇ニュージーランド、◇シンガポール、◇セントルシア、◇韓国、◇イラン、マレーシアの19か国。前回の外務省発表から、新たにイランとマレーシアの2か国が加わったことになる。
ベトナム外務省は引き続き、諸外国の在ベトナム外交機関に対し、ワクチンパスポートの相互承認を検討してもらうよう積極的に働きかけていく方針。
なお、これに関連してベトナム保健省は4日、電子ワクチン接種証明書(電子ワクチンパスポート)発行に関する詳細ガイダンスを通知した。同省は15日から電子ワクチン接種証明書の発行を本格的させる方針。
ベトナムの電子ワクチン接種証明書には、本人の生年月日や国籍、認証対象となる病名、接種回数、接種日、ワクチンの種類・メーカーなどの情報が登録され、これらのデータがデジタル署名・暗号化されたQRコードとしてパッケージ化される。有効期限は1年間。