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東南部地方ビンズオン省当局はこのほど、これまで毎日行っていた新型コロナ新規感染者数の発表を一旦ストップすることを決定した。
同省の感染者はこのところ増加傾向にあるが、ニューノーマル(新常態)に移行した現在の状況にそぐわないとして、毎日の新規感染者数の発表を停止することとした。
オミクロン株の流行により感染者は増えたが、感染しても無症状か軽症がほとんどで、重症化するケースが少ないため、感染が発覚しても報告する人が減っており、毎日発表される新規感染者数は実態とかけ離れ、もはや意味をなさなくなっていた。
ビンズオン省は毎日の新型コロナ新規感染者数発表をストップする一方で、死亡例や重症化の割合をさらに減らすべく、ハイリスクグループの管理を徹底していく方針。
同省では現在、移動式も含めて300か所近くのワクチン接種会場を設置しており、3月20日までに12~17歳の人口に対する2回目接種と、18歳以上の人口に対する3回目接種を完了させる計画。さらに、5~11歳の人口に対する接種も計画している。