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寒波の影響を受けている北部の各省・市の当局は管轄地域内の教育施設に対し、気温に応じてオンライン授業に切り替えるか、休校とするよう指導した。
ベトナム国立水文気象予報センターによると、北中部地方タインホア省以北の広範囲で22日まで寒波が続き、最低気温は8~11度、山岳地帯では3~6度、高山地帯では0度まで低下し、霜やみぞれが観測されると予想されている。
北部紅河デルタ地方の中心に位置するハノイ市では、気温が10度を下回った場合、小学生と園児はオンライン授業に切り替える。また、気温が7度を下回った場合、中学生もオンライン授業に切り替える。
登校の可否を決定する基準となる気温は、ベトナム国営テレビ局(VTV)のニュースチャンネル「VTV1」の午前6時のニュース番組「チャオブオイサン(Chao Buoi Sang)」の天気予報で確認することになっている。
ハノイ市と同じく中央直轄市である北部紅河デルタ地方ハイフォン市では、気温が10度を下回った場合、小学生と園児は休校とし、気温が7度を下回った場合は中学生も休校とする。ただし、同市教育訓練局は、保護者の便宜を図るため、休校中も生徒の面倒を見る教員を配置するよう学校に指導した。
同地方ハイズオン省や東北部地方クアンニン省など、複数の省・市の当局も、冷え込みに対応すべく休校措置を適用する方針だ。