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2021年12月から発行を開始したベトナムのワクチン接種済証明書(ワクチンパスポート)は、現在までに世界10か国に承認されており、これ以外の多くの国々も承認を検討中だという。
これは、先日開かれた外務省主催の記者会見で、地元メディアによるワクチンパスポート承認に関する質問に対し、レ・ティ・トゥー・ハン報道官が返答したもの。
それによると、現在、ベトナムのワクチンパスポートを承認しているのは、◇日本、◇米国、◇英国、◇オーストラリア、◇インド、◇ベラルーシ、◇カンボジア、◇フィリピン、◇パレスチナ、◇モルディブの10か国。一方、ベトナムはこれまでに世界79か国・地域のワクチンパスポートを承認している。
ベトナムのワクチンパスポートは昨年12月23日から発行開始。以降、外務省は諸外国の在ベトナム外交機関に対し、ワクチンパスポートの承認を検討してもらうよう働きかけてきた。
なお、ベトナムのワクチンパスポートには、本人の生年月日や国籍、認証対象となる病名、接種回数、接種日、ワクチンの種類、メーカーなどの情報が登録され、これらのデータがデジタル署名・暗号化されたQRコードとしてパッケージ化されている。有効期限は1年間。