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ホーチミン市新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防・経済回復指導委員会はこのほど、新型コロナ回復者向け健康プログラムを1月中旬より展開すると発表した。
同プログラムでは、回復者がスクリーニング検査・健康診断を無料で受けられるだけでなく、栄養上の問題や心理カウンセリングなどを受けることも可能となっている。
この一環として、ホーチミン市東洋医学協会は、1月14日~4月29日の期間中、新型コロナから回復した革命功労者や高齢の党員、貧困層を中心に、スクリーニング検査や心理カウンセリング、胸部X線検査、超音波検査などを無料で実施するほか、ハーブを原料とした伝統医薬を無料で提供する。
なお、市内の複数病院では既に、新型コロナ回復者を対象としたカウンセリング室を開設しており、一部の主要病院は、回復後の後遺症などに苦しむ成人・未成年者向けの治療部門を設立した。