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ホーチミン市人民評議会(市議会)は9日、幼稚園・保育園、小中学校・高校の2021~2022年度後期(2022年1~5月)の学費補助に関する決議を採択した。対象となるのは、市内の公立・私立の教育施設で、外資系の教育施設は対象外。
決議によると、補助対象は都市部と郊外の2つのグループに分けられる。
グループ1に分類されるのは、◇1区、◇3区、◇4区、◇5区、◇6区、◇7区、◇8区、◇10区、◇11区、◇12区、◇ビンタイン区、◇フーニュアン区、◇ゴーバップ区、◇タンビン区、◇タンフー区、◇ビンタン区、◇トゥードゥック市の都市部17行政区にある教育施設に通う園児・児童・生徒。
グループ2に分類されるのは、◇ビンチャイン郡、◇ホックモン郡、◇クチ郡、◇ニャーベー郡、◇カンゾー郡の郊外5行政区にある教育施設に通う園児・児童・生徒。
グループ1の1か月当たりの補助額は学年によって6万~20万VND(約297~990円)。一方、グループ2は学年によって3万~12万VND(約149~594円)となる。小学校の学費は無料。
この補助額は市内の公立教育施設の学費に相当する。したがって、実質的に公立校は学費免除、私立校は学費の一部免除となる。
2021~2022年度後期の補助金は総額5330億VND(約26億4000万円)と試算され、市の予算から拠出される。なお、2021~2022年度前期の補助金は総額4270億VND(約21億円)だった。