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ホーチミン市人民委員会は8日、市内の小中学校・高校の対面授業を再開する計画を調整すると発表した。
最新の計画によると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策を徹底している市内の学校では、中学4年生(日本の中学3年生に相当)と高校3年生が13日から25日までの2週間、登校が可能となる。
この試行期間を経て、市は成果を評価した上で以降の計画を策定する。
1日に発表された旧計画では、小学1年生・中学4年生・高校3年生について登校を再開し、幼稚園についても5歳の園児は20日から登園を再開する予定となっていた。
しかし、ホーチミン市教育訓練局が小学1年生の子供を持つ保護者を対象にアンケート調査を実施した結果、対面授業に反対する意見が7割強と圧倒的だったため、市は保護者の意見を受け止め、計画を調整した。
なお、反対理由として、同市では11歳以下の未成年者に対する新型コロナウイルスワクチンの接種が始まっていないことが挙げられる。