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ホーチミン市人民委員会(市役所)が1日に市内教育施設の対面授業再開を承認したことを受け、同市教育訓練局は2日、対面授業再開に関する臨時ガイダンスを発表した。
対面授業再開の可否について、高校ではホーチミン市の感染流行レベルによって、小中学校では同市直轄トゥードゥック市および各区・郡の感染流行レベルによって決定する。
◇レベル1(低リスク:グリーンゾーン):
対面授業を行うことが可能だが、中学校・高校は週30コマの対面授業を上限とし、残りの授業はオンラインで対応する。
◇レベル2(中リスク:イエローゾーン):
対面授業を行うことが可能だが、対面授業のコマ数は学年によって異なる。
+中学校・高校:週18コマを上限とし、残りの授業はオンラインで行う。
※中学1年生(日本の小学6年生に相当)・中学4年生(日本の中学3年生に相当)・高校3年生は週24コマを上限とする。
+小学校:◇小学1・2年生:完全対面授業、◇小学3・4・5年生:授業の半分を対面授業とし、残りはオンラインで対応。
+幼稚園:生後25か月以上の園児は登園再開可。ただし、園外活動は行わないこととする。
+外国語センター・情報技術(IT)センターなど:対面授業再開が可能だが、学生の定員は通常時の50%以下とする。
◇レベル3(高リスク:オレンジゾーン):
対面授業、オンライン授業、テレビ授業を組み合わせて対応。
+中学校・高校:週12コマを上限に対面授業を行うこととし、残りはオンラインで行う。
※中学1年生・中学4年生・高校3年生については週18コマを上限とする。
+小学校:◇小学1・2年生:授業の半分を対面授業、残りをオンライン授業、◇小学3・4・5年生:完全オンライン授業。
+幼稚園:4~6歳の園児は登園再開可。ただし、朝食、課外活動、各種イベントは行わないこととする。
+外国語センター・情報技術(IT)センターなど:対面授業再開が可能だが、学生の定員は通常時の25%以下とする。
◇レベル4(超高リスク:レッドゾーン):
オンライン授業とテレビ授業のみ。
なお、11月29日時点におけるホーチミン市の感染流行レベルは2。行政区別の感染流行レベルは以下の通り。
◇レベル1:1区、6区、7区、8区、11区、タンビン区、ビンチャイン郡、クチ郡、カンゾー郡
◇レベル2:3区、4区、5区、10区、12区、ビンタイン区、ビンタン区、ゴーバップ区、フーニュアン区、タンフー区、ホックモン郡、ニャーベ―郡、トゥードゥック市