(C) tuoitre |
ホーチミン市交通運輸局は27日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と安全かつ柔軟に共存していくための臨時措置に関する政府決議第128号/NQ-CPの実施に向けたガイダンスを公表した。
ガイダンスによると、路線バス・長距離バス・タクシー・チャーター車両・観光バスによるホーチミン市と他の省・市間の旅客輸送は、4つの感染流行状況レベルに合わせて行う。
◇感染流行レベル1:
ホーチミン市と感染流行レベル1の省・市間は通常通りの運行が可能。ただし、感染流行レベル4の省・市を通過する際に停車・駐車はできない。
◇感染流行レベル2:
ホーチミン市と感染流行レベル2の省・市間は、新型コロナ対策における安全輸送評価基準を満たした上で運行が可能。
◇感染流行レベル3:
ホーチミン市と感染流行レベル3の省・市間のバスの運行本数について、路線バスは同市交通運輸局が決定し、長距離バスは通常時の50%以下とする。また、車内では座席の間隔を空ける(寝台バスを除く)。
タクシー・チャーター車両・観光バスについて、運行台数は各社の保有台数の50%以下とし、車内では座席の間隔を空ける(寝台バスを除く)。
◇感染流行レベル4:
ホーチミン市と感染流行レベル4の省・市間の自動車による旅客輸送は一時停止する。ただし、労働者・専門家の輸送、交通運輸局によってQRコードを付与された車両とタクシーを除く。
なお、政府決議第128号/NQ-CPによると、感染流行状況は、◇市中感染者数、◇住民のワクチン接種率、◇地元の医療対応能力の3つの指標に基づき、◇レベル1(低リスク・ニューノーマル=新常態):グリーンゾーン、◇レベル2(中リスク):イエローゾーン、◇レベル3(高リスク):オレンジゾーン、◇レベル4(超高リスク):レッドゾーンの4つに分類して評価することになっている。