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ホーチミン市人民評議会(市議会)は22日、4月末から広がった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第4波の影響で困窮している貧困世帯の支援措置第3弾として、1人につき100万VND(約4800円)を給付する決議を採択した。
補助金は市の予算から拠出される。決議によると、以下の5つの対象者に補助金を給付する。
1.貧困世帯または貧困に近い世帯の者、困難に直面している社会保障制度の受給者。
2.社会的隔離措置の延長で離職を余儀なくされ、収入源が絶たれて困難な状況にある市内の労働者。
3.前述した対象者2の扶養家族(同一世帯で暮らす家族のうち、仕事がない、または働けない者、生活面で対象者2に依存している父母、配偶者、子供)。
4.年金受給者、労働能力喪失手当受給者、社会保険加入者、今年8月に企業から給与支払い受けたが、生活上の困難に直面している労働者、などの扶養家族。
5.貧困層向け住宅区や貸し部屋などで部屋を借りており、生活上の困難に直面している人々。
同市人民委員会(市役所)が人民評議会に上程した計画案によると、約735万人が給付対象となり、拠出する補助金は計7兆3470億VND(約350億円)と試算される。