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ホーチミン市食品安全管理委員会は15日、新型コロナ対策と社会経済活動の両立を目指した、ニューノーマル移行後における飲食店の安全評価基準に関する草案を同市人民委員会(市役所)に提出した。
飲食店に求められる6つの安全評価基準は以下の通りとなっている。
1.食品安全証明書を持っていること。
2.食品安全条件を確保し、施設、設備、人事、保管、輸送、原材料の出所および関連書類に関する規定を厳守すること。
3.従業員および飲食店に立ち寄る人々(配達員、顧客など)が新型コロナ対策(ワクチン接種、新型コロナ検査、陰性証明書の所持など)を厳守すること。
4.飲食店が従業員および飲食店に立ち寄る人々(同上)に対し、5K(◇マスク、◇消毒、◇間隔、◇大勢で集まらない、◇健康申告)や検温、ワクチン接種など新型コロナ対策を実施すること。
5.貨物引受引渡エリアを配置して他のエリアと分けるほか、人と人との間で2m以上のソーシャルディスタンスを確保し、手指消毒剤やハンドソープ、消毒液などを完備すること。
6.飲食エリアで1人につき4m2以上のスペース、人と人との間で2m以上のソーシャルディスタンスを確保し、仕切りも設置すること。
提案によると、上記全ての条件を満たした飲食店のみが営業を再開することが可能となる。なお、6つ目の条件は店内飲食がある店舗のみに適用される見通し。