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ホーチミン市労働傷病兵社会局は28日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が長引いて困窮している貧困世帯や自由業者(行商や廃品回収、荷物運び、宝くじ売りなど)などに対する支援措置として、総額9兆2470億VND(約447億円)の給付を市人民委員会に提案した。
市人民評議会が今年6月に採択した決議第9号/2021/NQ-HDNDに沿って、市人民委員会はこれまで2度にわたって総額1兆8000億VND(約87億円)近くの支援措置を実施してきたが、首相指示第16号/CT-TTgの社会的隔離措置などにより、困窮者は増加している。労働傷病兵社会局は、支援措置の対象者の拡大と実施期間の年末までの延長が必要と訴えている。
具体的な提案内容は、◇自由業者約110万人に総額1兆6600億VND(約80億2000円)、◇貸し部屋・隔離区域などに居住する貧困労働者約450万人(約160万世帯)と季節労働者に総額7兆2100億VND(約348億円)、◇約5万4000の貧困世帯に総額810億VND(約3億9100万円)、◇革命功労者や社会保護を必要とする約19万6000人に総額2940億VND(約14億2000万円)。財源は市の予算を想定している。
市は支援措置第3弾として総額2兆5770億VND(約124億円)の追加給付を決定したばかりだ。今回の提案が実現すれば支援措置第4弾となる。