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ハノイ市教育訓練局によると、市内学校の新学年度(2021~2022年度)として9月5日にオンラインで始業式を行い、翌6日からオンラインで授業を開始する。
5日午前7時30分から行われるオンライン始業式には、教育当局の幹部と教員およびホアンキエム区の学生20人余りが代表で参加。式は新型コロナ対策を徹底した上で簡略化して実施し、ハノイ市放送局で生中継するほか、教員と生徒が視聴可能なオンラインプラットフォームで生配信する。
始業式の後、各校は適切な時期を判断して新学年度の授業を開始する。予定では6日からオンラインで授業を開始することになっている。
ハノイ市では、現在市内全域で適用されている首相指示第16号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置が9月6日午前6時に解除される予定。措置の延長があるかは今後の状況次第だが、ここまでは市内で感染が広がっておらず、新型コロナを制御している。それでも、すぐに生徒を登校させるのは感染リスクが高まると懸念されるため、当面はオンラインでの授業になる見通し。
教育当局は、各校に対し、オンラインでの効果的なカリキュラムを作るよう求めており、特に小学1年生向けには入念な準備が必要であるとした。授業開始から最初の7日~10日は、生徒がオンライン授業に慣れるまでの準備期間とする。