(C) zingnews |
東南部地方ドンナイ省ビエンホア市人民委員会は28日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策を怠ったとして、ホアアン街区(phuong Hoa An)人民委員会のフイン・トゥイ・ハー主席を免職処分とした。
ハー女史はビエンホア市文化情報スポーツセンターに配属されることになる。同市人民委員会のズオン・ミン・サン内務部長が27日からホアアン街区人民委員会主席代行を務めており、ハー女史から業務を引き継ぐ。
ホアアン街区では多くの市中感染者が確認されている。
ビエンホア市人民委員会はその背景として、ホアアン街区人民委員会が新型コロナ対策を怠ったと指摘したほか、ハー女史が18日に街区の規定として「買い物をする、または救援物資を受け取る目的で外出する際には陰性証明書を携帯しなければならない」との内容の文書を発出し、物議を醸したとして、厳しい処分を決定した。なお、ハー女史は同日中に問題の文書を撤回した。
4月から広がった新型コロナウイルス感染症の第4波で、ドンナイ省では28日午後までに2985人の市中感染者が確認されており、中でもビエンホア市が最多となっている。