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7月19日午前4時ごろ、ベトナムと香港を結ぶ光海底ケーブル「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」のS1H支線にトラブルが発生した。これにより、ベトナムから海外へのインターネットアクセスに影響が出ている。
AAGにトラブルが発生するのは今年に入って2度目。今回トラブルが発生したのは、東南部地方バリア・ブンタウ省から108kmの地点とされている。このトラブルにより、ベトナムから香港・シンガポール方面へのインターネット接続に影響が生じており、フェイスブック(Facebook)やグーグル(Google)に繋がりにくい状態となっている。
AAGのS1H支線では、これに先立ち6月22日にもトラブルが発生。この時はバリア・ブンタウ省から102kmの地点でのトラブルで、7月16日までに完全復旧したが、その僅か3日後に新たなトラブルが発生した。
AAGは総延長2万0191kmに及び、ベトナムから海外へのインターネットアクセスで最大の通信量を担うルートだが、2009年に運用が開始されて以来、トラブルが相次いで発生している。