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シンガポール系配車アプリ大手のグラブ(Grab)は17日、宅配サービス「グラブエクスプレス(GrabExpress)」について、ホーチミン市~ドンナイ省(東南部地方)/ビンズオン省(同)/ロンアン省(南部メコンデルタ地方)間のサービスを一時停止すると発表した。
ただし、ホーチミン市内では通常通りにサービスを提供する。この背景には、ホーチミン市を中心に東南部地方で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の市中感染が急拡大していることがある。
グラブのほか、Beグループ(Be Group)とナウ(Now)も買物代行サービスを継続しており、利用者には非現金決済を推奨している。
ファム・ミン・チン首相は17日、南部で新型コロナウイルス感染症の市中感染が急拡大していることを受け、7月19日午前0時より南部16省・市に最も規制が厳しい首相指示第16号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置を14日間適用することを決定した。
なお、◇ホーチミン市、◇ドンナイ省、◇ビンズオン省の3省・市では既に首相指示第16号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置が適用されている。