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ラオスで9日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による死者が初めて確認された。死亡したのは首都ビエンチャンのカラオケ店に勤務するベトナム人女性(53歳)。
この女性はベトナムの東北部地方タイグエン省出身で、2020年の初めにラオスに移住し、ビエンチャンにあるカラオケ店に勤務していた。
女性が勤務していたカラオケ店は、現在のラオスの感染拡大の発端となったとされるラオス国内59人目の感染者がタイからの不法入国者らと一緒に訪れた場所の1つだった。
女性は4月30日に陽性と判明し、ビエンチャンにあるセーターティラート病院に入院して治療を受けたが、現地時間9日午前1時ごろに死亡した。女性は糖尿病やB型肝炎などの基礎疾患があったという。