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韓国でベトナム人留学生が隔離中に無断外出したところを警察に摘発される事件が発生した。
全羅北道(チョルラブクド)群山(クンサン)市で4日19時頃、自宅隔離期間中のベトナム人留学生3人が無断外出した。留学生の部屋に設置された固定電話に、同市担当公務員が電話するも応答しなかったことから警察と共に捜索したところ、近くの公園で発見されたという。3人は同公園で5時間ほど過ごしていた。
その後の調査で3人は、位置情報による追跡を避けるためスマートフォンを自宅に置いて外出していたことがわかった。意図的な無断外出行為であることから市は4日、3人を出入国・外国人事務所に通報し、国外退去を要請している。全羅北道は「韓国人、外国人問わず、原則に従って厳重に対処する」と話した。
これに先立ち留学生3人のうち2人は3月31日、1人は4月3日、それぞれ新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査で陰性との結果が出ており、その後は韓国の防疫指針に従って自宅隔離中だった。