(C) vnexpress |
韓国の南西にある済州(チェジュ)島から西に76kmの沖合で19日午前7時9分、漁船が炎上し乗組員全員が犠牲になったものとみられている。
乗組員は韓国人6人とベトナム人6人の計12人。このうち、救命胴衣を着用していなかった韓国人男性1人(60歳)が現場から約7km離れた海上で見つかったが、救急搬送先の病院で死亡が確認された。残る11 人は行方不明となっている。
韓国海洋警察は引き続き捜索・救助活動に当たっているが、現場周辺の海域は荒波で炎上した漁船も転覆しているため、作業は困難を極めている。
救助隊は漁船内に残されたままの乗組員もいると見て、天気状況が改善すれば漁船の内部を確認するという。