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ホーチミン市ビンタイン区警察は17日、同区にある労働傷病兵社会局傘下の社会保護センターの幹部を「16歳未満の者に対するわいせつ行為」の容疑で緊急逮捕した。センターでは、ホームレスや貧困層の人々、家出児童らが保護されている。
逮捕されたのは、同センターの幹部グエン・ティン・ズン容疑者(男)。同容疑者は同センターで保護されていた複数の16歳未満の少女にわいせつ行為を働いたとされる。被害に遭ったH・T・K・DさんとD・T・K・Aさんの2人が14日、警察に被害を届け出たことで卑劣な犯行の数々が発覚した。
その後、同センターで保護している女児らを対象に心理カウンセリングを行った結果、別の少女2人も被害に遭っていた他、さらに別の少女1人も誘われていたことが分かった。
同容疑者は、少女らの胸や性器を触ったり、少女らに同容疑者の服を脱がせて局部を触らせるなどのわいせつ行為を日常的に働いていた。その様子は、同じく同センターで保護されている女児2人(8歳と10歳)がすぐ側で見ていたという。
同容疑者は欲望を満たした後、少女らに“見返り”として、たばこやコーラ、即席麺を茹でるためのお湯を与えていた。また、「早くセンターを出られるよう書類を準備してやる」「勉強の機会を与えてやる」などと約束していたという。なお、同容疑者は警察の取り調べに対し、容疑を認めている。