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メコンデルタ地方カントー市人民検察院は、信者の女性をレイプしたとして「16歳未満の者を強姦した容疑」を持たれている仏教寺院の住職フイン・ミン・トアン容疑者(男・42歳)を起訴したことを明らかにした。同容疑者は既に逮捕され、捜査を受けている。
海外留学の経験があり、仏教学の博士号を有するトアン容疑者は、メコンデルタ地方ドンタップ省カオライン市と同キエンザン省アンビエン郡にある仏教寺院2か所の住職を務めていた。この2か所だけでなく、他の仏教寺院でも説法を行うなど、人脈の広い人物として知られている。
同容疑者は6月27日、巡礼グループを連れてカントー市を訪れ、市内を観光した。そして翌28日午前2時ごろ、宿泊先のホテルで巡礼グループの1人だった少女をレイプした。少女から告発を受けたホテルのスタッフが同容疑者の身柄を拘束し、警察に引き渡した。
同容疑者は、警察の取り調べで容疑を認めている。今回の事件を受けて、ベトナム仏教協会のドンタップ省支部治事委員会とキエンザン省支部治事委員会は、トアン容疑者を住職から解任すると発表した。