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地場電機メーカーのアサンゾ・ベトナム(Asanzo Vietnam)がベトナム製を装って中国製の製品を国内外で販売していた疑いを持たれていることを受けて、一部の家電量販店は、アサンゾブランドのテレビの交換を受け付けると発表した。
テーゾイジードン投資[MWG](Mobile World Investment)は6月27日から7月15日にかけて、同社の家電量販店「ディエンマイサイン(Dien May Xanh)」で交換を受け付ける。購入者は、保証期限内であれば「ディエンマイサイン」のいずれの店舗に持ち込んでも交換が可能だ。
交換する新しいテレビの価格がアサンゾ製品の価格を上回った場合、購入者は差額を支払う。ただし、新しいテレビの価格がアサンゾ製品の価格を下回った場合、MWGは差額を支払わないものとする。
家電大手グエンキム(Nguyen Kim)も、6月26日から7月10日までの期間にアサンゾ製テレビの交換を受け付けている。
なお、当局の結論が公表されるまでの間、家電量販店や電子商取引(eコマース=EC)サイトは揃ってアサンゾ製品の取り扱いを一時停止している。