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メコンデルタ地方のカントー市とドンタップ省を結ぶ、同地域最大規模のバムコンフェリー乗り場が6月30日に閉鎖される。交通運輸省傘下道路総局がこのほど明らかにした。これにより、同フェリー乗り場は100年近い長い歴史に幕を閉じることとなった。
同局によると、カントー市とドンタップ省の間を流れるハウ川に架けられたバムコン橋が5月19日に開通して以降、同フェリー乗り場の輸送量が大幅に減少している。現在、車両の輸送量は1日あたり5100台で、このうち自動車の輸送量は僅か40台で、橋の開通前に比べて▲90%減少、バイク輸送量も▲60%減少した。
フェリー乗り場の閉鎖後、使用していた10艇のフェリーと従業員105人は、同地域の他のフェリー乗り場に移される。また、辞職を希望する者には退職金を支払うという。