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ベトナム政府は24日、オンラインで会議や業務を行うことができる電子閣議システム「e-Cabinet」を正式に導入した。グエン・スアン・フック首相は同日、このシステムを使用した初めての政府会合を主催した。
フック首相はこれに先立つ2月、関連機関と協力してe-Cabinetの構築を主導するよう政府官房に指導していた。同システムの導入は、世界の先端技術を適用して政府の業務を革新し、「紙のない政府」を目指すもの。
「e-Cabinet」では、会議の前に議題に関する情報をオンラインで閲覧でき、異論がない議題については議論を省くことで時間を節約することができる。さらに、オンラインでの会議参加も可能になる。
電子閣議システムの導入により、ベトナムにおける電子政府の促進および国民や企業への対応力向上、経済発展の後押しに貢献することが期待されている。